2007年3月25日日曜日
宇宙が2億歳の時、既に生命が誕生。全ての祖先、ビッグバン。
今日の宇宙画像は、原始宇宙の想像図です。
基になったのは、ハッブル宇宙望遠鏡による観察で、宇宙の最初の星がビッグバンの2億年ほど後に形成したと示唆したデータからです。
宇宙の最初の星が2億年頃に出現していたということは、以前に考えられたよりも遥かに草創期ということになります。
私たちは、姿形・内心に相違はあれども、みな全て同じ祖先に帰します。
宇宙の全ての物質の唯一の祖先、それがビッグバンです。
誰かを憎んだり怨んだりすることは、自分自身を憎み怨んでいることにもなります。
私の場合そのようなことは他人事であり関知することでもないし、寛容を針の穴よりも狭くすべしを身上とするので、宇宙創成に思いを巡らす時だけでも思考を広く持つことにしました。
ということで、暫くの間、今日の宇宙画像は宇宙論です。
最初の星々からの光
最初のクェーサーは、どのように見えたのでしょうか?
最も近いクェーサーは、現在、銀河の中心に超大規模ブラックホールがあると知られています。
クェーサーに落ちるガスと塵は、時々、宿主の銀河全体の外部で熱烈に明るく白熱します。
宇宙の最初の10億年に生まれたクェーサーは、それでも、まだ未知の周囲のガスの性質でさえとても謎めかせています。
この画像は、そのような原始宇宙のクェーサーについてのアーティスト印象で、このようにクェーサーが、ガス、塵、星々そして初期の星団のシートに囲まれていたかもしれません。
3つの遠いクェーサーの厳格な観察は、現在、元素鉄の非常に特定の色の放出を示します。
WMAP任務による最近の結果を支えるこれらのハッブル宇宙望遠鏡観察は、星の完全な周期全体が、最初の数億年の宇宙の中で誕生し、この鉄を作り出し、滅んだことを示します。
天文学者は、非常に遠く離れた古代のクエーサーからの超輝く光の中に大量の鉄を観察しました。
この鉄は星のまさに最初の世代による超新星爆発が残した「灰」です。
私たちは、初期の宇宙でどのように、そしていつ、銀河、星、惑星が形成されたのか正確に知っていません。
天文学者は、遥かに遠くの天体を観察することにより初期宇宙の数億年をふり返って見ます。
それらの光は、地球へ旅行するために何十億年をも必要とします。そして、これらの天体は、初期宇宙の条件に関する手掛かりを提供します。
星(恒星)は、水素とヘリウムのような軽い元素を窒素や炭素のように連続して加工し、最終的に鉄のような重い元素を生じさせる核の工場です。
ハッブル宇宙望遠鏡による新しい観察は、非常に遠い古代のクェーサー内で、鉄の膨大な量を示しました。
これは、ビッグバン後の2億年の頃で赤方偏移で約20に相当し、宇宙のまさに最初の星の時代にまで辿り着いたことを意味します。
そして、これは、以前よりも非常に初期の頃と考えられ、ウィルキンソン・マイクロ波異方性調査による最近の結果と一致しています。
そのような宇宙の非常に早期の鉄の検知は、宇宙の歴史に重大な意味合いを有しています。
それは、鉄とそして密接な関係のより軽い他の全ての元素、つまり、星と生命の基本的成分が、少なくともいくつかの場所で宇宙の初期に存在していたことを示します。
そして、私たちの地球誕生の46億年前よりも遥かに早期に、有機物の生命が活動していたことを示唆するのかもしれません。
この広大な宇宙で、生命体がちっぽけな地球だけだという痴呆科学者は、科学を否定する科学者であり、進化できない原始生命、教養も学識も知恵もないにアメーバー未満の原子構成物に過ぎないでしょう。
私は、広大な宇宙に思いを馳せるとき、思考も無限無分別になるようです、悪しからず。
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