2007年10月11日木曜日
これが世界最小「独立国」シーランド公国波乱万丈物語だ
今日の地球画像は、惑星地球の最小独立国家についてです。
その国は、歴史に翻弄され今も路頭に迷いそうなシーランド公国です。
シーランド公国は、華やかな歴史をもつユニークな極小の超ミニ国です。
イギリスの東部海岸からおよそ10キロメートルの北海沖合いに位置するその「国」は、第二次世界大戦時に英国海軍によって築かれた海上要塞4つのうちの1つです。
それは、元々ラフタワー(粗塔)と呼ばれていて、イギリス沖で海に施設するドイツの水雷をモニターし報告するのに用いられました。
戦争中、この「地」には、150人から300人の「国民」とレーダー設備、2つの6インチ砲と2筒の40mm対空自動大砲の故郷でした。
しかし、1956年に英国海軍が放棄した後に、公海上のこの人工島は、海賊放送の住処、乗っ取り、独立宣言の的になり、クーデターなどがありその「国」自体がミニチュア戦争の地でした。
● 中中略
1967年のある日に、近くに停泊して海賊放送をしていたラジオ・キャスターの集団が、最初にこの「土地」に住み着きました。
しかし、その年の9月に、元英国陸軍少佐でロイ・ベイツという競争相手の海賊放送のキャスターが、武力でラフタワーの不法滞在者を立ち退かせ、自身がこの「土地」の不法居住者になりました。
ロイ・ベイツは、以前に別の海上の艀からラディオ・エセックスという低出力放送局を運営していました。しかし、そこは英国の領海3マイル内にあって、彼は捕らえられ罰金を科されました。
それで、彼と彼の15才の息子マイケルは、装備を集めて、ラフタワーに牽引し、長い戦争の後にこの「地」の支配を引き継ぎました。
しかし、イギリスの法律が半径3マイル外でさえ違法な海上の海賊放送を摘発処罰する改正が行われたので、このタワーは海賊放送のキーステーションになることができませんでした。
それにもかかわらず、ロイ・ベイツは、ラフタワーの支配権を維持し、この「地」をシーランド公国としてイギリスからの国家独立宣言を公布しました。
翌年、マイケル・ベイツが、タワーに接近した英国沿岸警備隊(トリニティハウス)に警告を発砲した時、この自ら宣言した国の合法性の試金石になったと考えられています。
この発砲宣戦布告が、ロイ・ベイツがイギリス本土に次に上陸した時、彼の逮捕に結びつきました。
事態は、その後、暫らくの間は比較的に静かでした。
● 小中略
独立が宣言された約10年後の1978年の8月に、ロイ公は、ビジネス提案を受け入れるために彼に非浮きでオーストリアに行ってほしいというドイツとオランダのダイヤモンド商の合弁企業の接近を受けました。
それから数日後にロイ公と妻のジョーン公妃がオーストリアに到着し、会合を手配した5人の出迎えを受けたけれども、会合の間は誰からもビジネス提案に関する言葉も無くなく過ぎました。
● 小中略
事態は、非常に不審の兆しを見せ始めていました。
● 大中略
シーランド公国内では、喫煙や飲酒が許可されていません。
また、国家元首、摂政王子、諸大臣、官僚、公国民を問わず、真水の節水が義務付けられており、シャワーは週35分以内と法定化されています。
これは、国家で必要な淡水を天の雨に請うからです。
その人口は、5人をめったに上回りませんし、警備上の目的により突然の訪問客は、歓迎されていません。
シーランド公国の創立王族は、彼らが健康影響のために本国に定住することができず、その代わりに英国の本土に住んでいます。
しかし、ホテル・カジノのリゾートを考慮するならば、島の規模を増大させる可能性を含めて、いくつかの大きな変化が超ミニ国家を待ち受ける将来としてあるかもしれません。
● 小中略
このシーランド公国の存亡危機に対して、日本在住の同公国の西川きよし伯爵は、なんらのアクションも起こしていないようです。伯爵の身であるにもかかわらず、祖国の危機を救うナイトにならないのならば、公国の爵位を返上すべきと思いますが、皆様はどのようなご意見でしょうか?
全地球規模で世論調査を実施したいところですが、当サイトの補正予算審議の議題にも遡上しないために、はてなアンケートを行うことができず、また、不偏不党の風見鶏任せの立場上、同国と在来各国との外交友好平和条約締結の手助けもできず、公国の錆腐を傍観するしかないようです。
今日の地球画像としては、日の目を見る注目で良識ある各国が外交テーブルに着くお茶飲み話になるように、この報道に一縷の望みを託しています。
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