2008年5月3日土曜日
歴史は嘘をつかない。徒華散る歴史を突き進む中国。
海南島に秘密原潜基地=周辺地域に懸念も-英誌 (時事通信)
【ロンドン2日時事】英軍事情報誌「ジェーンズ・インテリジェンス・レビュー」は2日までに、独自に入手した衛星写真を基に、中国が海南島の南端に大規模な原子力潜水艦基地を秘密裏に建設したと報じた。
写真は複数あり、港に停泊中の潜水艦や戦艦、斜面に作られた地下トンネル網の出入り口などが写し出されている。潜水艦は最新鋭の「晋」級原子力潜水艦とされる。
報道によると、基地は「弾道ミサイル搭載型潜水艦や空母が多数寄港できる」規模で、周辺地域の安定に影響が及ぶ懸念も指摘されている。
[時事通信社] [ 2008年5月2日21時14分 ]
と、このように昨夜ニュースが流れたけれども、本家では4月21日にサイトで公開していました。
ロンドンにある本家のウェブサイトの記事を見つけるのにロンドンに駐在する記者が10日以上も時間を要したことになる記事です。
目新しいことなんだっけとグーグルを見てみたら以前の原潜基地の特集でチェック済みのところでした。
グーグルが更新されていないので、このニュースでの衛星画像は、かなり新しいものと思われましたが、高額回避の小さな公開画像を見る限りグーグルとそれほど時差の無いようにも感じました。
グーグルでは、原潜を見つけられなかったけれども地下トンネルの出入り口は、はっきりと識別できます。平面画像ですから、ちょっと立体的な操作と方角の操作を行うことで、面白いように探検できます。
さて、あまりにも簡潔な記事について詳しく述べるならば、以下のようになります。
中国が、海南島の南に位置する三亜の近くで大きな地下原子力潜水艦基地を造っていることが確認されました。
アジアの軍事情報筋が2002年に示唆していましたが、最近の高解像度の衛星像は、それを明らかにしました。
建設の規模から判断すると、三亜基地(別名玉林)が人民解放軍海軍の航空母艦および他の軍事用船舶の重要な将来の基地になるかもしれないことを示します。
2007年12月に、たぶん、主要な人民解放軍と一緒にその前の月に訓練した人民解放軍海軍は、最初のタイプの094第二世代の核弾道ミサイル潜水艦(SSBN)を三亜の方へ移動させました。
地下海底基地と三亜の最も高度な表面下の戦闘部隊の位置づけは、その地域で、中国の南シナ海および戦略的に重大な海峡の制御に影響を及ぼします。
さらに、衛星像は、三亜の建設が、最近20年の間に中国が不法占拠した西沙群島およびスプラトリー群島の変化で、軍事力を徐々に強化した軍の行動範囲の拡張を支援する特徴を示唆します。
中国の三亜の核と海軍の強化は、この地域の武力制御と制圧を宣言したい北京の願望を強調しています。
中国の石油と鉱物資源に対する輸入依存の増加は、特に南に不可欠な航路へのアクセス防御に関して強められた中国の懸念に寄与していました。
それは、大部分の航空母艦や長距離原子力潜水艦などの軍事力突出における海軍計画での中国の展開に関係しています。
中国は、そこで核兵器または高度な海軍のプラットフォームの基地計画について対外的な説明を全然しないで、ほとんどファンファーレなしに三亜でこの建設を遂行しました。
地域と地域外武力行使のために、三亜で、現在、主要な海軍基地を建設しており、中国を無視することを難しくすると共に、多くの核兵器をここに収容し隠蔽し、かつこの基地からそれらを発射操作する準備をしているかもしれません。
アジアの経済に不可欠な東南アジア航路の非常に近くでのこの海軍基地の建設開発は、これらの海峡を越えてはるかに世界中に懸念をもたらすだけです。
1936年のベルリンオリンピックは、ナチスの宣伝と欧州侵略の道を切り開きました。
時が過ぎて2008年の北京オリンピックも、チベット国民およびウイグル民族の大虐殺隠蔽とアジア武力侵略への戦火の祭典となるかもしれません。
このような中国の行動は、何かというと中国が持ち出す第二次世界大戦での日本の南下戦略と大差のない動きともいえます。
当時の軍事強大国家日本は、世界で戦火の桜を開花させ、ものの見事に散りました。
同じような歴史を進む国は、同じような結果と無縁という保障はありません。歴史家は嘘を書き連ねるけれども、歴史は嘘をつきません。
「桜」を国花とする日本が散ったように、華を掲げる中国も散る定めかもしれません。そう、北京オリンピックは散り際の最後の徒華・・・・
今日の拡大画像
http://cosmos-vision.net/Blog/2008/05/05-03-01-L.jpg
中国の軍事侵略については、戦火の祭典北京オリンピック開催期間に今日の真相画像で連発を予定しています。
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