2008年2月22日金曜日

ローバー・スピリッツが見た火星。初日と二日目のパノラマ全画像




 今朝は、火星ローバー・スピリッツが2004年1月に最初に地球に送ってきたパノラマ画像と2日目のパノラマ画像のほぼ全部18点です。

 生写真も掲載しましたが、懐疑的な方用にNASAのオリジナルの生写真データにアクセスできるようにしました。

 当サイトがカラー合成した画像のうち、明るすぎる画像は、データが飛ぶ箇所の明度を半減させています。区切りがわかるようにしていますが、一部では範囲指定で半減させてもいます。
 当サイトのカラー合成画像の全ては、適正原稿に近いような色彩に仕上げていますけれども、鑑賞作品として仕上げていません。つなぎ合わせるパノラマ画像では、全体のバランスを考慮して鑑賞作品に仕上げる予定です。
 したがって、火星の真相画像では、NASAの隠している火星風景のデータとして取り扱います。また、NASAの偽りカラー画像用の生データしか公開されていないために、当サイトの修正したローバーのカラー合成画像は、本当に火星の自然な色彩という保障はできません。それに限りなく近いとは言えますけれど・・・


 ローバー・スピリッツが火星から送ってきた最初の映像は、転がり停止位置からの遠景でした。

 2枚目は、足元を見つめるように、3枚目は推定10メートルほど遠くの地表でした。

 NASA指定のカラー画像合成では、遠景が見事に赤い惑星の「期待」に応える色彩になりました。

 足元と近景では、未知の惑星の不思議な地表を示すような画像になりました。

 けれども、適正原稿画像に近いように修正すると遠景は、惑星地球でもありふれている小石の多い平地のようになりました。

 足元は、一見すると湿っていたり粘土質のような地表に見えますが、火星大気に漂う赤い粒子の原因になっていそうな、細かい砂系統の土壌なのかもしれません。

 また、近景の修正カラー画像が、クリーム色のように見えますが、足元の土壌の延長であり足元との色彩の違いは太陽光の反射の強さに起因していると思われます。

 主題画像を除き掲載画像は、全て生データサイズの512ピクセルで表のセルに合わせています。

 したがって、右クリックで生データを保存できますが、NASAの生原稿へのリンクも設定しています。

 なお、NASA指定のカラー合成画像は、簡単にできるRGBポジ画像の混合にしています。追加でもほぼ同じような画像できますが、追加する順序によって画像の色が変化するので注意が必要です。当サイトのNASA指定の偽りカラー画像変換の順序は、ポジ画像を青データと緑データを混合、その混合データと赤データの混合です。



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