今日の宇宙画像は、スピッツァー宇宙望遠鏡で見た星雲です。
宇宙の小さな旅第8回と共にご案内いたします。
星雲は、太陽のような星のふるさとであると同時に惑星と私たちのような生命の源です。
これら3つの星雲は、そのどれもが主題画像としてもっと詳細なページが作れるものばかりです。
3つの見ごたえのある星雲を少し詳細な説明にしました。
それぞれに、より専門的に詳しく見られるようにTIFF画像もダウンロードできるようにしています。
このTIFF画像は、ほぼ観測の全容を把握できるように相当な拡大まで耐えうる高画質画像です。
また、普通に用いられるJPEG(JPG)拡大画像も大きめのものを設定しています。
主題画像は、濃い塵の幕を赤外線で取り払ったときに、面白い姿を見せると共に多くの星の胎児の存在さえも明らかにしました。
暫らく視覚的に見ごたえのある宇宙画像から遠ざかっていましたので、宇宙の魅力に浸れる星雲を特集してみました。
「IC 1396の暗い滴」
可視光で不透明な暗い滴の範囲内で、NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡は、熱烈な星の保育園を捕らえました。
これらの新しい画像は、新しい原始星または未発達の星で幼い出生を明らかにするために、不明瞭化で決して以前に見られない星を見抜きます。
象の鼻星雲は、ケフェウス座の星座内の発光星雲IC 1396内の細長い暗い滴です。
2,450光年離れたところに位置する滴は、近くの大きい星からの強い電離放射線をかろうじて生き残っている高密度ガスの凝結です。
滴は、周囲のイオン化したガスによって圧縮されています。
スピッツァー画像の滴の中で、滴の南の端に沿って新しく発見された6個の原始星が、明るい赤い色合いとなった対象として簡単に識別できます。
これらは、『滴体』の厚い雲による不明瞭化のためと新しく生まれている星を囲む塵によって、可視の波長で以前には検知されていませんでした。
新しく生まれた星は、視界の左側外部に位置する近くの大規模な星からの風と放射線による圧縮と高密度ガス内で形を成します。
この目に見えない星からの風は、また、トビトカゲや宇宙の巨人のような外観を見せる滴の素晴らしい繊維状の様子をもたらす原因となります。
スピッツァー宇宙望遠鏡も、星を定義する核融合を始めているかもしれない塵内に、しばしば覆い隠される多くの新しく発見された若い星々を見ます。
これらの若い星々は、可視の波長で見るにはあまりに冷たいです。
原始星と若い星は、固体資料の周囲のディスクのために中央の赤外線で明るいです。
この画像での少数の可視光星は、それらの形成からのあるいは、それらの惑星システムで小惑星と彗星を砕いた原始の残りによって囲まれるより成熟した星であることを示唆して、過剰な赤外線の放出を持っていると分かりました。
スピッツァーは、その赤外線展望を私たちに提供するだけではありません。
私たちは、どこから来たのか?
そして、私たちは、孤独なのか?
これらの答えを見つける手がかりをも提供します。
今日の宇宙画像 「私たちは、どこから来たのか?星雲に答えを求めて -1-」
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2007年11月18日日曜日
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