2008年8月20日水曜日

ハッブル遺産・10万周回記念映像・幻想的なタランチュラ星雲




 1990年4月24日にスペースシャトル・ディスカバリーに運ばれて宇宙で独身滞在を余儀なくされたハッブル宇宙望遠鏡は、18周年を迎えた2008年8月10日午後8時42分(日本時間)に地球周回10万回に達しました。
 その距離は、43億5千キロメートル、地球と月の5,700往復、地球と太陽の14.5往復、直線ならば地球から飛び立ってちょうど海王星に到達する頃です。
 ハッブルは、10万回目の軌道の間に星団NGC 2074の近くで、タランチュラ星雲のほんの一部を熟視しました。
 この領域は、星の創造の火事場風で、近くの超新星爆発によっておそらく誘発されます。
 ここは、私たちのローカル銀河、大マゼラン雲の一角で、地球からおよそ17万光年離れた活発な星形成領域です。
 三次元のように見える映像は、激しい紫外線放射の下で、ヘビ頭のような「創造の柱」、凄まじい白熱したガス状のフィラメント、劇的な塵の峰と谷を明らかにします。
 領域は、新しい星の誕生のふ卵器で、暗い分子雲の端にあります。
 NGC 2074の中で既に生まれた熱い若い星の集団から燃え上がる高エネルギーの放射が、ゆっくり遠方で侵食して星雲の壁を刻んでいます。

 別の若い集団が、光り輝く青いガスの輪の下に隠されているようです。
 この広さ約100光年の空想的な景観では、塵の暗い塔が、分子雲の表面上のガスの強烈な壁より上に現れています。

 タツノオトシゴ形の柱は、長さおよそ20光年あって、私たちの太陽と最も近い星のアルファ・ケンタウリの5倍の距離になります。

 ここでも、私たちのすぐ近くオリオン星雲でも見られる星の卵ボークの胞子が点在しています。
 星雲に対して輪郭を映し出す冷えた分子の水素と塵の小さい塊を見つけることができます。
 
 この領域は、天の川の衛星銀河大マゼラン雲(LMC)にあります。
 ここは、星形成領域で、それらの進化を観察できる魅力的な研究場になっています。
 LMCのような小型銀河は、より大きい銀河の最初の基礎単位であると考えられます。
 この代表的なカラー映像は、ハッブルの広視野平床式カメラ2で2008年8月10日に撮りました。
 赤は硫黄原子、緑は白熱した水素、青は白熱した酸素からの発光を表しています。



時空の旅 「ハッブル遺産・10万周回記念映像・幻想的なタランチュラ星雲」 コスモス・ビジョン


惑星テラ見聞録



お詫び
過日、ヤフーのニューストピックスで当サイトのページがリンク設定されたために、一時的にサーバーの画像転送制限がありました。
現在は、小型台風一過温帯高気圧に変化していますので、画像転送制限も解除されました。
ご迷惑をおかけしたかもしれないことをお詫びいたします。
ということで、お詫びの気持ちとして最新のハッブル映像のビデオを作りました。
小型台風に乗った皆様は、一見さんでたぶんこのビデオは見られないと思います。
少数を大切にする当サイトをこれからもよろしくお願いいたします。



星誕生の場 タランチュラ星雲 大マゼラン曇 ハッブル遺産 コスモス・ビジョン

2008年8月17日日曜日

今日の地球画像 「生きている地球 その1 生存を左右するプレートテクトニクス」




 今日の地球画像は、惑星地球の過去現在未来についてです。
 私たちが年を経るに従い容貌が変化するように、地球も年と共に変化しています。
 それが老化現象となるのかどうかは別として、現在の地球の姿、もっと身近に言えば、日本列島や各大陸が、そのままの状態で続くことはないとなります。
 これから読み進むプレートテクトニクス理論は、離ればなれになっている地球の大陸が、元の鞘に収まりたいと行動していると言えなくもないと理解できそうです。
 専門の学者に言わせれば、あまりにも平易にし過ぎた内容かもしれませんが、難解で理解不能に近い専門ウマ鹿言語で森羅万象を説明し切れているのですかと逆に問いたいものです。
 私・・・専門用語の意味さえ分からないから、私が分かることができる言葉に書き直したつもりです。
 今日の画像シリーズは、作り手の私が理解できそうもない語意は、太陽系外の彼方に飛ばすことにしています。
 平易なことを難解にこね回すコミュニケーションに欠ける語意は、遠くの異星人との非会話にも似ているので彼らに翻訳して貰わないと消化できないのです。
 なんってたって私は、惑星地球に居住していますので、今のところは・・・惑星地球言語や平易な言葉しか受け入れられません。



 1960年代初期のプレートテクトニクスに関する理論の出現は、地球科学に革命を起こしました。
 それ以来、科学者は、この理論を確認し、改良し、今、どのように私たちの惑星がプレートテクトニクスの過程で形作られたかについて非常により申し分のない理解を持っています。
 私たちは、目下、直接または間接的に、プレートテクトニクスが、過去と現在のほとんど全ての地質学的プロセス(過程)に影響するということを知っています。
 実際、地球全体の表面が継続的に変化するという理解は、私たちが私たちの世界を見る観点を深く変えました。
 人は、プレートテクトニクスの力と結果から利益を得て、そして、生存を左右されます。
 ほとんど警告の無い地震や火山噴火は、私たちが生成することができるもの全てよりも、遥かに強力なエネルギー爆発を浴びせることができます。


 私たちにプレートテクトニクス過程を制御できない一方、私たちは、目下それらの活動から学ぶべき知識があります。
 私たちは、プレートテクトニクスのことを知れば知るほど、私たちは、地球の威厳のある力の時々の猛烈な誇示と同様に、生きている大地の壮大さと美しさを認めることができます。
 今日の地球画像では、プレートテクトニクスの概念についての簡潔な入門と、この活動的な惑星に関する米国地質調査(USGS)とスミソニアン協会が1994年に公表した地図と視覚的な情報について、数回のシリーズで伝えたいと思います。
 その発表では、理論の発展促進とその提案以来の進歩の跡をたどり、発見における数名にスポットを当てています。
 プレートテクトニクスについての一般的な考えは、今日、広く受け入れられていますが、多くの面で科学者を困惑させて難詰し続けます。

 プレートテクトニクスの理論によって起こされた地球科学革命は、未だに終わりません。


今日の地球画像 「生きている地球 その1 生存を左右するプレートテクトニクス」


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2008年8月15日金曜日

宇宙の小さな旅 第12回 カリーナ星雲の激烈な星の花火




 ハッブル宇宙望遠鏡は、2007年4月24日に、宇宙ひとりぼっちの滞在17周年を迎えました。
 そろそろ年頃に近づいたハッブルは、将来の子だくさんを夢見たのか激烈な星の花火のカリーナ星雲を熟視してその記念を標しました。

 ハッブルは、カリーナ星雲の騒然たる中央領域50光年を見渡しました。
 そこでは、星の壮絶な死と激烈な誕生の大渦巻きが起こっています。

 南の空では、南十字星からそれほど遠くないところで星座カリーナ(竜骨)を見つけることができます。
 巨大なカリーナ星雲は、ここに地球から8,000光年離れて位置します。
 カリーナ星雲のハッブル眺めは、詳細に新しい面で星出生のプロセスを見せます。
 星雲の中央に、太陽の100倍有ると思われる大規模な星エータカリーナを見つけることができます。
 その近づく爆発の前兆となるガスと塵の2つの膨らんだ突出部が示すように、巨大な超新星になる短い爆発寿命の最後の舞台にあります。
 エータカリナは、およそ150年前巨大な爆発の現場で、その当時、一時的に南の空で最も明るい星の1つになりました。
 星は、星の天文学の1つの素晴らしいミステリーのままです。

 私たちに近い星雲で見られるように、この星雲で非常に興味深い特徴を見つけ出せます。
 塵とガスの柱状物は、星が柱の中で誕生しているという明確な証拠を明らかにします。
 ガスの吹流しは、柱状物から出て、砂の壁に打つ消火ホースのようにガスの中で耕します。
 ジェットは、柱に隠された新しく誕生した星から放たれています。

 至る所で、星雲に対して輪郭を映し出すボークの胞子と呼ばれる冷えた分子の水素と塵の小さい塊を見つけることができます。
 白熱した境い目は、胞子が最も熱い星によって照らされていることを示します。
 星が、そのような塵塗れ繭内で生ずるだろうと仮定されました。

 星雲を横切って散らばる暗い雲の島状の一群は、今のところ光イオン化の浸食に抵抗している塵とガスの塊です。
 その中の目立つ繭の一つが、「毛虫」と愛称を付けられました。

 星雲のファンタジーのような景色は、荷電粒子のそれらの星の風の流体力学だけでなく、怪物星とそれらを従える星団星からの星明りの強烈な圧力によって刻まれます。

 冷えた水素のこれらの素晴らしい雲は、夏の午後の積乱雲の塊に似ています。
 それらは、星雲の端の分子雲の表面より遙かに高いです。
 いわゆる「象の鼻」柱は、星雲の最も明るい星から痛烈な紫外線放射で熱され侵食されることに抵抗します。

 カリーナ星雲で見られるボークの胞子は、その白熱した境い目が、それが星団の中の最も熱い星によるイオン化電子であることを示します。


 星雲の奇怪な景色は、この地獄絵図に居住する怪物星から外へ流れる風と焼けるような紫外線放射の活動によって刻まれます。
 塵によって締められたような冷たい水素ガスの「山」は、カリーナ星雲の中で新しい星が誕生している現場です。
 素晴らしいガス柱は、星雲内で最も熱い新生児星からの紫外線放射によって侵食されています。
 星雲内に点在する「誕生の柱」のうちの1つの頂上に至るクローズアップ眺めは、星が柱の内部で生まれている明白な証拠を明らかにします。
 また、ジェットが、柱の中に隠されている誕生したばかりの星から放たれています。
 これらの星のジェットは、新星の出生の普通のサインです。
 星形成プロセスでこれらの星は、星が誕生した巨大な雲の最後の痕跡である周辺の物質を刻んでいます。

 これらの映像は、ハッブル宇宙望遠鏡の掃天観測用高性能カメラで撮られた48コマから組立てています。
 ハッブル映像は、イオン化された水素に照らして撮りました。
 色情報は、チリのセロトロロ・アメリカ連合天文台で得たデータが追加されました。
 赤は硫黄、緑は水素、青は酸素の放出と一致します。



宇宙の小さな旅 「第12回 カリーナ星雲の激烈な星の花火」 コスモス・ビジョン


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カリーナ星雲 エータカリーナ ハッブル宇宙望遠鏡 宇宙の小さな旅 コスモス・ビジョン 惑星テラ見聞録

2008年8月14日木曜日

タイムサービス・お持ち帰り金メダル

ただいま、サイトのトップで、時間限定で金メダルの≒原寸大を持ち帰りできます。

たまには、便乗もします。

2008年8月9日土曜日

旅客機物語 -3- お休みニューヨーク、おはようカリフォルニア




 今日の地球画像は、旅客機物語3回目で、事実上の締めくくりです。

 初期の頃の旅客機では、航空運賃を支払った後、一部の旅人に飛行中にお釣りが支払われていたようです。
 英語の表現では、Luck was on あるいは Luck came back という現象がありました。(日本語の語感、生命活動現象の名残の大が適宜のようです・・・)

 どちらかというと、お釣りを貰わない方がその後の飛行を心地よくしたかもしれません。

 故事に曰く、出物腫れ物、時と所を選ばず。生命活動現象の名残は、移動中に謙虚な活動ならば心が平安かもしれません。

 さて、航空郵便事業で先鞭となったアメリカですが、旅客飛行では、世界の後陣に配されました。
 しかし、10人以上の大量輸送では、時代の開拓者を譲りませんでした。

 机上では、快適な空の旅が設計されました。実務では、些か快適性で評価が落ちた模様です。
 宇宙旅行も、このような旅客機の経験があればこそ開花できたのです。

 それでは、ちょっと苦笑するところもある草創期の旅客機の回顧物語の締めくくりにお付き合いください。



 商業的な航空産業は、アメリカでは遅いスタートになりました。

 1926年にアメリカの航空会社が郵便袋を運び始めるころには、南アメリカ、オーストラリア、アフリカの大陸上空の他にヨーロッパの17ヶ国で、規則正しい運行計画に沿って旅客飛行を行っていました。
 けれども、第二次世界大戦の10年前までには、商業的な航空産業の初期が、北アメリカで終わっていました。

 1927年に、ユナイテッドの前の2つの郵便輸送航空会社、ボーイング空輸と全米空輸が、サンフランシスコとニューヨーク市間を結ぶ不規則な運行計画の最初の大陸横断の乗客サービス開始に参加しました。

 1929年に、ボーイングと全米空輸は、特に囲まれたキャビンに12人から18人の乗客を運べる設計の三発機輸送機を導入しました。
 これらのより速い飛行機は、国を横断する旅行をわずか28時間まで短縮し、増大した輸送能力は、航空会社が料金を259.50ドル(今日の2,500アメリカドル≒275,000円)に引き下げるのを可能にしました。

 飛行が特定の時間に離陸する予定だった一方、その時間は、今日よりも非常に異なって、天気、飛行機とパイロットの稼働率、そして、乗客の到着には、かなりの挑戦姿勢をとらせました。

 その大陸横断の飛行経験は、今日と非常に異なっていました。

 1927年に開設されたサンフランシスコのミルズ飛行場を飛び立つ前に、白ジャケットのスチュワードが、荷物を量り荷札を付け、搭乗券を回収して乗客に安全規則を説明しました。
 そして、気圧変化に処置する耳栓の綿ボールとチューインガムを含んだ「快適パッケージ」を配布しました。

 当時のほとんどの飛行機は、高度 3,500メートルで飛びました。

 航空機は、今日のように冷暖房完備でしたけれども、非保温状態のキャビンは、冬に冷房がよく効き、夏に暖房能力を発揮していました。また、窓は、新鮮な空気を機内に取り込むために、上下にスライドするか回転できるようになっていました。
 ほぼ全開の窓は、常に新鮮な空気と共に、キャビンにエンジン煙霧を吸い込みました。

 最大の問題は、エンジンの轟音で、それは、ほとんどの時間、通常の会話を妨害していました。もっと分かり易く述べるならば、列車が通過している鉄橋の真下でステレオタイプのイヤホンをして、チューインガムを噛みながら愛を告白しているようなものに似ていました。

 飛行機は、温水と冷水を備えた小さなシンク(流し台)を持っていましたが、トイレは、原始的な設備で床にそれ用と分かる穴を明らかにする開いたシンプルな席でした。時々、逆噴射で多めのお釣りが有ったようです。

 当時は、航空産業の「フライドチキン」時代でした。
 機内食の鶏は、パラフィン紙で包まれ、そして、ポテトチップ、トマトのバッグを伴のものにしていました。
 ボーイングは、昼食テーブルとして使うことができた小さな棚を導入し、チキン焼きなべ料理を含めて、より凝った食事を出し始めました。

 けれども、多くの乗客は、食べることに対する関心がありませんでした。

 飛ぶことは、特に胃に苛酷でした。

 その後に導入されたDC-3は、16時間未満のアメリカ横断便を成功させていました。

 飛行機広告は、「お休みニューヨーク、そして、おはようカリフォルニア」と寝台を約束しました。



 ブログでは、かなり端折ってご案内しています。いつものように心を込めた長文は、今日の地球画像でお読みください。


今日の地球画像 「旅客機物語 -3- お休みニューヨーク、おはようカリフォルニア」


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旅客機物語 空中のお釣り 空中のダイアモンド 今日の地球画像 惑星テラ見聞録

2008年8月6日水曜日

こうして、NASAの火星画像の産地偽装が剥がされる




 今日の宇宙画像は、久しぶりにNASAの火星画像の偽装について取り上げました。
 ローバーの生データは、偏った色調だけと言えますが、多少妥協することでその偏った色調データであっても火星を天然色彩で見ることができます。
 生データを合成したカラー画像が、火星の天然色彩を表していると言える根拠は、毎日公開されているカラーチャートがあるからです。
 地球のように天候に大きく左右されませんが、それでも自然、ローバーの老化に合わせて合成画像を補正することで、NASAのローバーカラー画像に隠れている自然を見ることができます。
 ほとんどのパソコンに標準添付されているソフトでも合成は可能のようですが、デジタルカメラに添付されている画像処理ソフトを用いるのが理想的かもしれません。
 NASAの偽装カラー画像のように上手く仕上げるには、ハッブル画像の合成ソフトに近いものが必要のようです。
 商売をするわけでもないので、身近なデジカメで火星を撮ったつもりで、ローバーの生データをカラー合成して鑑賞しませんか?
 いろいろと噛み付きたいのですが、暑い夏でもあることだし、さわやかに笑顔で見送ることにしました。


 今日の宇宙画像では、火星ローバー・オポチュニティーが、火星到着第3日目と第4日目に撮った着陸地周辺のパノラマを分解しました。

 NASAは、この画像が火星の本当の色のカラー画像だと断言していますけれども、公開されている生データの合成では、素直に組み合わせるならば、どう転んでも逆立ちしてもこの画像のようにはなりません。

 ほとんどが、参考2枚目の画像に近いか、もう少し明るいカラー画像になります。

 NASAのカラー画像では、火星大気が地球よりも濃くてまるで土星の衛星タイタンの大気のようです。仮にNASAの画像の通りだとするならば、火星では生命が溢れています。水にも恵まれ気温もかなり地球の平均気温に近いはずです。当然、緑も豊富でしよう。

 しかし、現実は、衛星やローバーデータから見る限り、不毛の惑星です。こんなに大気が濃くはありません。

 百歩譲って、火星地表で砂嵐が巻き起こっているとするならば、データに砂粒の飛んでいる様子が記録されるはずです。こんなに赤く見えるのですから、一粒二粒の砂だけで嵐になっているとは、超科学的に考えても非科学的な画像になりませんか?


 NASAのカラー画像をクリック1回の自動補正するだけで、上の画像のように赤というか茶色の幕を綺麗に取り払ってくれます。
 つまり、NASAの公開している火星ローバーのカラー画像は、このように元のカラー画像に赤系統で着色、つまり、産地偽装をしています。

 公正取引上、見過ごすことのできない産地偽装です。当然、アメリカ連邦捜査局が乗り出すべき事案でもあると言えるでしょう。
 けれども、どちらも隠蔽機関に属するとも言えるので、真相の解明の希望は落ちます。

 従って、公開されている生データで火星の自然なカラー画像を合成するしか有りません。それぞれの好みに味付け仕上げし、鑑賞しましょう。

 30枚近くを組み合わせたパノラマ画像を作ることができるならば、自分で自分を褒めたくなるかもしれませんよ。


今日の宇宙画像・火星探査飛行 「こうして、NASAの火星画像の産地偽装が剥がされる」


惑星テラ見聞録


NASAの産地偽装カラー画像 火星の画像 カラー画像の合成の仕方 今日の宇宙画像 惑星テラ見聞録

2008年8月5日火曜日

歴史の傷・1989年6月3日・血で染まった天安門広場(今日の真相ビデオ)




北京で聞こえたあの歌は、
1989年の春、人々に木霊した。
広場を取り囲んだ自由の歌。
世界は、広場の集い人に情熱を感じた。
ああ、子供たち。広場を血が染める。


広場で過ごした幾昼夜は、
「美しい国を作る」歌が響いた。
「我らは中国の子供、我らは故国が好き」
「我らは兄弟と自由に向かい手を取り合う」
ああ、子供たち。広場を血が染める。


広場に戦車と銃の軍隊が来た。
集う子らに恐れおののいた政府。
けれども勇気と真実を見つめる
広場の若人を兵は、傷つけなかった。
ああ、子供たち。広場を血が染める。


89年6月3日、中国の春に
上から兵士に命令が下りた。
兵士の発砲が、広場を若人の血で満たす。
嘘で隠せない何千人もの血の海。
ああ、子供たち。広場を血が染める。


民は激怒の4日間、銃に向かった。
おぞましい歴史の傷でどれだけ虐殺したのか。
臆病者は、火炎放射で屍を焼き恥を隠した。
されど流された血は、屍の名と決意で今なお濃い。
ああ、子供たち。広場を血が染める。


殺された子供たちよ、中国にも流れる涙がある。
今なお続く虐殺に恐れ隠れる日々。
恐怖と冷酷で今の静寂を買えても
広場に流れた血は洗い流せない。
ああ、子供たち。広場を血が染める。



この詞を嫌みを込めてペキンオリンピック委員会に華やかな開催の祝辞として、
中国共産党指導部に天安門虐殺20周忌と来たる日のお悔やみとして献上する。

惑星テラ見聞録管理者


今日の真相ビデオ 「歴史の傷・1989年6月3日・血で染まった天安門広場」 コスモス・ビジョン


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中国の恥 歴史の傷 天安門広場虐殺 今日の真相ビデオ コスモス・ビジョン 惑星テラ見聞録

2008年8月3日日曜日

あなたはどれを信じますか?・・・コラージュ・火星微生物候補とブッシュ大統領の経歴




愛くるしい笑顔もあった赤ちゃんの頃のブッシュちゃま。
サバイバルを生き残るにはまず食事だと実演するブッシュちゃま。
どっかの市警に連行されているようなブッシュちゃま。
きらりと光る男の一筋の涙を滲ませるブッシュちゃま。
いわずとしれた世界のヒーローになったブッシュちゃま。


いろいろと思い出の詰まった8年の任期でした。

末期で意地悪するNASAと違い当サイトは、最後の最後まで親しみ続けます。


ということで、今日の静止画の更新は、NASA情報とブッシュ大統領のコラージュ素材数点です。


その1
NASAが、火星の水を確認し、フェニックス計画を延長

 NASAのフェニックス火星着陸機に搭載してある検出器は、土壌サンプルから水を確認しました。
 着陸船のロボット腕は、水曜日2008年7月30日に、サンプルの暖房によって生じる蒸気を識別する計器にサンプルを届けました。
 熱と放出ガス分析器(TEGA)の担当科学者は、「私たちには、水があります」と言いました。
 これまで、火星オデュッセイア人工衛星による観察と先月のフェニックスによる観察で消えた厚い一切れが水氷という証拠を見ました。
 しかし、火星の水に触れ味わえたのは、これが初めてでした。
 これまでの魅惑的な結果と好調な宇宙船をうけて、NASAは、さらに任務の運用資金調達が9月30日まで伸びるだろうと発表しました。
 以下静止画ページに続く。


その2
火星生命への可能性についてホワイトハウスの発表に待ったをかけたNASA

 これも長期政権の末期のなれの果てかもしれません。
 穴に潜むテロリストを爆殺したペンタゴンならば、下部機関であるNASAの態度を一蹴していたかもしれません。
 けれども、当サイトが好むブッシュちゃまのホワイトハウスは、直属の上部にならないのとお暇が近いのでお預けを食っています。

 その1で得た付加情報が、どちらかにとって都合が良いのか悪いのか、その途中経過さえ公表してはならないと釘を刺されているようです。

 しかし、釘は打ち込むことによって堅い層に隙間を生じさせます。

 情報も、隠蔽操作しようとすればするほど、漏洩しやすくなります。

 付帯情報が、惑星地球の生死を左右するわけでもないのに、いろいろと金庫の中身に関するためなのかNASAがもったいぶっています。

 この続きも静止画ページ有りますが、お暇ならば読んでみてください。



今日の宇宙画像・NASA情報 「あなたはどれを信じますか?火星微生物候補とブッシュ大統領の経歴」


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火星の水 火星の生物 NASA 今日の宇宙画像 惑星テラ見聞録

2008年8月2日土曜日

ホワイトハウスが火星の生命について発表する




 アメリカの航空産業業界紙によると、ホワイトハウスが、火星で「生命の可能性」に関して新しいフェニックス着陸機発見について、速やかに発表を行う計画であったけれども、NASAによって待機態勢を取らされた模様です。
 日本の福田政権以上にレイムダックを通り越して引退が決定しているブッシュ政権ですが、ついにNASAにまで美味しい発表の待ちぼうけを食わされました。
 情報筋は、新しいデータが、火星の現在や過去の生命の発見を示さないと言います。
 もっと正確に言えば、データが、フェニックスの北極の着陸地での居住適性に関係がある、つまり火星が生命を「支援する可能性」だと情報筋は言います。

 このデータは、NASAの7月31日にフェニックスが現地で氷が水の凍ったものであったと発表したことよりも、はるかに複雑のようです。
 水氷の存在の確認は、フェニックス研究者の誰にとっても驚きではなかったのですが、国際ニュースメディアは世紀の発見のように触れ回りました。
 関係者にとって、何倍にも水増ししたマスコミの大騒ぎは、高笑いできた一服の清涼剤になったことでしょう。

 公然とまだ議論されない他のデータが、はるかに「挑発的」であるとフェニックス関係者は言っています。
 実際、ジェット推進研究所とアリゾナ大学の科学チームは、フェニックス・コントロールセンターでの7月31日の記者会見で、「生物の兆候」に関する発見を秘匿しました。

 秘匿のゴールは、NASAが発表をする前に、魑魅魍魎のマスゴミに情報が漏洩し、それらに関するどんな質問でも防ぐことになっていたと、情報筋が言いました。
 しかしながら、ブッシュ政権の大統領科学アドバイザーは、NASAが8月半ばの早い時期に、リリースすることに希望を抱くという、新しい情報について発表しました。
 付加的な分析を考慮に入れるならば、火星生命に関する発表が、9月まで起こらないことはあり得ます。

 という、公然の火星の秘密がようやく末期のブッシュちゃまの承認を得て、惑星地球中に知れ渡る日が来ました。

 当サイトが、フェニックスの水氷の確認について、無視していたのは、このような経緯を考慮していたのもひとつです。本音は、食指が動かなかったからですけれども。
 ただ、NASAがホワイトハウスに待ったを掛けたというご馳走は戴かなければと触れてみました。


 さらなる情報筋の詳細なものは、この後の更新カレンダーの改装ページと共にサイトにさりげなくアップしておきます。閲覧可能性の希望的推測時間は、新しい日を迎える頃かもしれません。