2008年9月29日月曜日

真の新火星天然色カタログ・本日創刊




NASAの公開している火星地表のカラー画像を、赤茶の幕を取り払い色彩偽装を告発し正すために、同じ生のポジデータを基にRGBの天然色合成しました。
これから随時、NASAの火星地表のカラー画像を「真の新火星天然色カタログ」として、当サイトにおいて制作し公表することにしました。

客観的に見られるように、撮影時点の各種データ、RGB合成での操作データを付記します。
参考のRGB各ポジデータを同方式で合成するならば、RGB合成画像のようになります。この際に、用いるソフトや主観によって色の濃さに違いがあるかもしれませんが、新カタログのような画像になります。

これが、バイキングや火星ローバーが火星の現地で見て送信してきたデータの天然色再現です。RGB天然色画像の合成の仕方やNASAの色彩偽装を暴露するビデオも既に公開していますので、そちらも参考にして火星の天然色画像の制作をお楽しみください。

なお、この新カタログのRGB天然色画像では、RGBポジデータの合成とNASA画像の補正結果とほぼ一致がある場合には、鮮明なNASA補正画像を採用します。

ポジデータに被せる天然色RGBレイヤーは、次の通りです。
赤(R)データR255,G0,B0 緑(G)データR0,G255,B0 青(B)データR0,G0,B255 色レイヤー透明度50%
RGB合成後、薄い画像になりますので明暗補正を適宜行います。その後、好みに応じて鮮やかさを調整します。新カタログでは、芸術鑑賞が目的でないので、機械的に明暗自動補正2回と鮮やかさ50%を暫定として採用しています。
したがって、同じ場面を撮った場合でも、撮る時間などの条件により色の濃さに相違が生じます。パノラマ画像の組み立てでは、各画像との釣り合いから濃さの調整が必要です。


注釈として、天然色画像は、バイキングや火星ローバーのデジタルの目で見た状態への補正であり、人間の目で見たように補正したものではありません。したがって、現地で実際に同時間にその光景を人間の目で見たならば、もう少し暗かったり色が薄かったり、見る人によってはもっと鮮やかに見えるかもしれません。
また、RGBデータは時間差で記録されているので、空中に散在する塵など動体は、RGB各色の丸いような点になって天然色画像に現れます。空中に舞う塵が一面にあったとしても、NASAのカラー画像のように均一の色にならず、RGB各色の丸いような点が所狭しと出現する画像になります。
ただ、私たちの使っているデジタルカメラやフィルムカメラのように、見た光景を一瞬で一枚のデータに撮る場合には、NASAカラー画像のように均一の色が占めているように見えますが、それでも、写る塵は、細かい粒子状のようなものであって、べた塗りにはなりません。


今日の拡大画像 1200ピクセル

2008年9月28日日曜日

火星の日の入り・天然色合成画像




この画像は、火星着陸機バイキング2号が、地球協定世界時1976年10月20日13時35分~40分に撮影した火星の日の入りです。
火星現地時間では、18時57分頃です。検出器気温は、摂氏11.10度で、周辺に塵が舞っていましたが撮影時に塵を払うCO2ガスの放出はありませんでした。
したがって、画像の所々にレンズ前の塵が赤、緑、青の点のように写っています。

太陽に向かう日の入りの光景では、太陽を背にしたときのようにお馴染みの赤い夕焼け光景を見ることはないようです。

本音として、天然色合成を終えたときに、日の出の間違いではとさえ思えましたが、NASAの撮影条件データを見た限り、温度からしても日の入りの光景でした。

現在までに、バイキング1号と2号の天然色RGB画像を80点ほど合成し終えましたが、2号の方に塵の飛散している様子が多くありました。放出できるガスにも限りがあったようで、NASAのこれまでの空中塵飛散による赤茶の根拠が崩れました。

現実は、私たちの想定外の光景を見せることもあります。


今日の拡大画像 1200ピクセル

2008年9月27日土曜日

これが空中を舞う火星の塵のカラー映像だ




あなたは、赤、緑、青の丸いような点が散っているだけと思うかもしれない。

けれどもこの画像のデータは、最初に青、次に緑、最後に赤のフィルターを掛けてデータを撮ったために、当然に塵の動きが異なり、同じ一粒の塵がRGB3色で同一になることはないのです。
したがって、火星で空中に舞う塵のRGB3原色データが同一になるデータは存在しないことになります。ですから、空中を舞う塵の色は見ることができません。(ただし、私たちが使うようなデジタルカメラやカラーフィルムのカメラを用いた場合は、塵の色を見ることはできます。)
もし、RGB3原色が一致した空中を舞う塵を見ることができたとしたならば、それはレンズに付着した塵となります。
くどいですが、火星着陸機や火星ローバーのカラー画像は、RGBデータを別々の時間、つまり時差があるのです。火星に時間よ止まれはありません。


この画像は、火星着陸機バイキング2号が地球協定世界時で1976年09月05日23時34分53秒から1976年09月05日23時41分33秒、火星現地時間で午前9時20分頃に撮ったデータから天然色カラー合成しました。

映像データに塵が写ったのは、カメラに付着する塵を払うCO2ガスの噴射がなかったからです。


このように火星地表を撮った時に、空中に塵が舞っていてカメラレンズに付着するのを防ぐCO2ガスを噴射しないならば、RGBカラーデータを取得する時にこの画像のように塵の点在が記録され、カラー合成した時に赤、緑、青の点が散っていることになるのです。


NASAは、火星地表のカラー画像が、赤茶で染まるのは、火星大気と地表近くで赤茶の塵が舞っているからと説明していますが、カラー画像に合成したならば、単一色で幕を掛けるように火星の塵は舞うことはありません。NASAの公開している火星地表のカラー画像は、科学的根拠のない非科学的屁理屈のカラー画像です。


このようなバイキング2号の天然色データが存在するにもかかわらず、NASAはこの貴重な火星地表で舞う塵のカラーの合成画像を公開していません。もし、公開したならば、NASAの屁理屈が崩れるからです。NASAの科学的説明が崩落するからです。


というか、当サイトがこのような火星地表の天然色データを公表した時に音を出し始めましたけれどね。

2008年9月25日木曜日

NASA崩壊の序章・火星の真相ビデオ




今日の火星真相ビデオは、火星ローバー・スピリッツのカラー画像合成場面をノーカットで、動画容量制限から3倍速でご覧いただきます。

また、このカラー画像合成過程では、NASAの公開している火星地表カラー画像の色彩偽装を、題材が火星故に赤裸々に暴露します。

このビデオのような汎用の画像合成ソフトならば、このビデオで示すようにローバーの生データをカラー合成することができます。
できあがる画像は、ほぼ最初は同じでしょう。
その後に、このビデオの後半に見る火星のコロンビア丘の天然色画像のように色を濃く仕上げるか、NASAに負けずと赤みの強い画像に仕上げるか、それは、作り手の思惑一つです。

しかし、NASAの公開しているカラー画像は、このビデオで見るように簡単に色彩偽装を剥がせることもあれば、敵も強者揃いですから、生兵法怪我の元にもなりかねません。

それにもかかわらず、このビデオは、NASAの信頼が崩壊する序章になるでしょう。


火星の真相ビデオ 「NASA崩壊の序章・データは嘘をつかない」 コスモス・ビジョン


惑星テラ見聞録



NASAの疑惑 火星の真相 火星のビデオ コスモス・ビジョン 惑星テラ見聞録


NASAの色彩偽装の火星ローバーカラー画像の一枚。
http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/press/spirit/20040110a/P2217_P2218_Horizon-A8R1.jpg

後記
データ量が多いので、再生に時間がかかるようです。
また、ネット回線がNASA系列経由だと前半で途切れる現象もあるかもしれません。そのような時には、中国の回線経由がよいかもしれませんね。
ただ、当サイトは、中国諜報部門も監視しているようですので、保証はできません。

たぶん退屈はさせないと思いますが、見られての話でして何とも・・・

2008年9月24日水曜日

火星の空は、こんなにも青い空だった




前回は、仰天の火星の緑の大地をお見せしましたが、ポジデータで色の配合割合を私好みにしていました。
深く反省した結果、今日は、このような青い火星の空の画像になりました。

緑の大地画像と異なり、この画像には、揺るぎない自信があります。

色の配合調整とか明暗調整などというこれまでの火星地表カラー画像の合成とは異なり、まさにローバーのフィルターを通した色で合成しました。
NASAがなんと言おうとも、NASAの公開しているローバーの生データでローバーの使っているフィルターの色そのもので合成していますので、NASAのように色彩偽装する必要はないからです。

もし、難癖を付けるとするならば、色の濃さ程度でしょう。

この画像は、カラー合成画像を作れるソフトならば、色の濃さを除いてほぼ同じ画像が誕生します。誰もがローバーの生データで、火星地表の天然色映像を見ることができます。

NASAが用いている偽装の色の一つが、この画像の台紙の色です。そこまで、当サイトは突き止めました。


火星大気がこのようなものならば、どうして地球から火星が赤みを帯びて見えるのかという当然の疑問があります。
それは、NASAの火星地表の色でなく、赤みを帯びた土壌の多さによるとなりそうです。火星大気の薄さが、太陽光の地表反射を高めているからとも言えるでしょう。
ローバーとバイキングの火星地表の生データのカラー合成でも、色の濃さの違いはあれども茶系統が多いもののようでした。


当サイトでは、今後、NASAの火星地表カラー画像のカタログを真の新カタログとしてご案内する予定です。



今日の拡大画像 1600ピクセル

2008年9月22日月曜日

この風景じゃぁNASAも頭を抱えるか?




見ての通りです。
この画像は、オポチュニティーが火星太陽日第901日目に撮った画像の一部です。
ビーグルクレーターの端を撮っていますが、空の青さはそのようなものもしれないけれども、遠景の大地が緑が濃いですねぇ。

火星にも植物が所狭しと生きていたりして・・・

んな、ことはないようです。
RGB合成データが、近赤外線フィルター、CCD緑集積フィルター、紫外線フィルターだったので、当日のカラーチャートの同じデータを参考に合成してみたのですが、このような結果になりました。

緑の大地は、地球の砂のような小さい粒子の風紋堆積物です。
この緑のように見えるところをオポチュニティーが接近撮影していますので、比較できるかもしれません。

ただ、上空250キロメートルから撮った衛星画像のRGB合成カラー画像では、この近辺がこれに近い色の風景になっていました。ちなみに、そのRGBカラー合成したのは、NASAの火星部門科学者チームです。

地上と空とでは、色の偽装について協定というか談合が行われていないようで、スピリッツの現場でも面白い光景に出会います。

色彩偽装にしても一貫性があるようでそうでもなくて、同じ場面なのに日によって偽装の色、特に空の色に大きな違いがあります。火星ってそんなに日毎に天候が変化していましたっけ?

NASAの火星地表のカラー画像の偽装は、基本的に2通りの方法で行われていました。一つは、簡単偽装剥がしで、濃いめながらもほぼデジタルカメラのRGBカラー合成画像になります。RGB分解でもほぼ生データに近いもののようでした。ヒストグラムでも容易に判明しました。
もう一つは、カラー合成する段階で生データへの色配合から故意に強化しているようでした。こちらの方法は、RGB3色に配合でかなり手を加えているようで、色彩偽装のベテランが担当しているようです。

なお、先日のバイキング1号の生データのカラー合成が、明るくなりすぎていました。いけいけどんどんで、ジャイアンツの連勝街道を見習ってしまいましたが、ネガ反転の副作用をもう少し治療した方がよいみたいなので、アメリカ地質調査所のバイキング2号の偽装されていないと思われる地表を参考に明暗と鮮明度の調整をし直すことにしました。
したがって、ポスターもそのうちに私の余り好きでない茶色の大地の火星地表カラー合成画像と差し替えます。


今日の拡大画像 1024ピクセル

2008年9月20日土曜日

カメラは嘘をつかない




NASAバイキング1号が撮った火星地表生データのRGBカラー合成写真集とNASAの公開しているバイキング1号のカラー合成偽装を剥がした画像です。

ご覧のように、PIA00569のカラー画像は、いつも簡単にNASAの偽装を剥がしてくれる最強の廉価ソフトでも、正攻法では立ち向かえませんでした。
ヒストグラムをいろいろと調整してみても、手強い偽装工作カラー画像でした。

視点を変えて、NASAのように偽装するにはどうしたらいいのかとPIA00569をRGB分析しました。いつものカラー合成画像よりも2段階ほど手間がかかりましたが、RGBデータを作ることによって、生データの合成に近いカラー画像を合成することができました。

おそらく、今回の方法でNASAの火星地表のあらゆるカラー偽装画像の赤茶偽装を剥がせることでしょう。

生データのカラー画像集でも分かるように、ほぼ火星地表の色彩は一貫しています。色の濃さは、生データの明暗の違いです。


今日の拡大画像 2000ピクセル

バイキング1号から始まった火星地表カラー画像の偽装を剥がす




 先の「カプリコン・1にあらず」で年月日の錯誤をしたために、お詫びを兼ねて最初の火星地表からのカラー画像といわれるバイキング1号のカラー画像を分析してみました。


 『火星のこのカラー画像は、バイキング1号が火星着地に成功した翌日の1976年7月21日に撮られました。
 火星での現地時間は、ほぼ正午です。
 眺めは、バイキングから見た南東です。
 赤・オレンジの表層物質が、右下の場合のように、所々で露出するより暗い岩盤一面に、明らかに薄いうわべの飾りを作り上げて大部分の表層を覆っています。
 赤みがかった表層物質は、褐鉄鉱(水和酸化第二鉄)かもしれません。
 そのような風化産物は、水と酸化する大気がある状態の地球で生じます。
 空は、たぶん下層大気に浮遊した赤味がかった浮遊物からの光の散乱と反射で、赤味がかった色合いを与えます。
 場面は、異なるカラーフィルターでそれぞれの時間で宇宙船のカメラ・ナンバー 2で3回走査されました。
 色の釣り合わせ補助で、2番目の写真が宇宙船の後ろに設置されたzテストチャートで撮られました。
 グレーのデータが適合する色になるまで、これらの場面に色データが調節されました。
 その後、同じ目盛りが、全場面に用いられました。』


 以上が、1997年2月28日に再公開したバイキング1号による火星の最初のカラー画像についてのNASAの説明です。


 例によって、NASAのカラー画像を色眼鏡で見る習慣がついた当サイトでは、ワンクリックしてみました。
 あら~まぁ~・・・・思った通りに変身してくれましたねぇ。透明な「色眼鏡」で見る火星は、やはり、岩石形惑星地球と似ています。
 この画像は、記念すべきNASAの火星地表から撮ったカラー画像の第1号になりました。
 NASAの火星地表から撮ったカラー画像の偽装は、こうして始まりました。


 
 複合画像の説明
 左側の赤茶の幕の画像が、NASAが1997年2月28日に再公開したバイキング1号の最初の火星地表のカラー画像です。
 右側が、同じ画像の赤茶の幕をワンクリックで取り去った画像です。

 左下の小さい画像2枚が、色彩について判断できそうなバイキング1号の最初の頃の画像です。
 左が、NASAの公開している火星地表とアメリカ国旗などが描かれた画像です。
 右が、当サイトで生データのカタログからRGB画像を抽出しカラー合成した画像です。

 中央下の画像が、最初の火星地表から撮ったカラー画像の生データを合成した画像です。
 全く同じデータから作りましたが、オリジナルの大きさは、CD-ROM配布のために入手に時間がかかるので、カタログからRGBのカラー合成を行いました。

 
 複合画像の感想
 これらの画像の比較でも分かるように、最初の火星地表から撮ったバイキング1号のカラー画像に遡って、NASAは、火星地表から撮るカラー画像を赤茶の幕で偽装しています。
 また、それらの偽装したカラー画像もワンクリックで幕を取り払えたとしても、偽装するカラー画像でさえも偽装していることが見て取れます。多重偽装と中央下の生データのRGB合成カラー画像から断定できます。


 バイキング1号の最初のカラー画像の説明改訂版
 『火星のこのカラー画像は、バイキング1号が火星着地に成功した翌日の1976年7月21日に撮られました。
 火星での現地時間は、ほぼ正午です。
 眺めは、バイキングから見た南東です。
 表層に多く見られる赤みがかった物質は、褐鉄鉱(水和酸化第二鉄)かもしれません。
 そのような風化産物は、水と酸化する大気がある状態の地球で生じます。
 空は、火星特有の砂嵐時期以外は、澄み切っていて、地表から遠くなるに従い紺碧の色合いを見せます。
 場面は、異なるカラーフィルターでそれぞれの時間で宇宙船のカメラ・ナンバー 2で3回走査されました。
 色の釣り合わせ補助で、2番目の写真が宇宙船の後ろに設置されたzテストチャートで撮られました。
 グレーのデータが適合する色になるまで、これらの場面に色データが調節されました。
 その後、同じ目盛りが、全場面に用いられました。』


 このような画像の組み合わせに至ったのも、先の「カプリコン・1」で年月日を錯誤した怪我の副作用と言えます。気が急いて忘れた頃に錯誤をするものですから、回復する副作用の捻出に苦しむことがあります。



今日の拡大画像 1200ピクセル

2008年9月19日金曜日

カプリコン・1にあらず




 惑星地球初の長期火星地表徘徊探査宇宙船が、2003年6月に打ち上げられた。

 しかし、その打ち上げから遡ること7年あまり前の1976年7月22日深夜、火星の権威故カール・セーガン博士は、彼にとって異常な火星光景のカラー画像に驚愕し、怒声を発した。
 「火星は、こんなじゃない」
 そして、歴史は作られ、今日、権威の失墜を避けるべく偽装が日夜行われている。
 (画像の再公開日と火星画像の最初のカラー画像の作成日を錯誤していましたので、年月日を訂正しました。)
 
 ただ、故人の名誉を鑑みて書き加えるならば、このような発言は、NASA系統の伝聞に限るようである。

 NASAは、その怒声により、権威の希望する火星地表塗装に邁進した。当時は、インターネットはなく、データも偏ったものを公開するだけで済んでいたので、一般人のカラー合成画像の作成は不可能であった。

 歳月の流れが、火星地表の色を定着させ、NASA以外にもESAも協力し、火星の地表色が世間で公然と認識され常識になった。

 そこに、油断が生じたのかそれとも一部科学者の良心が成長したのか、双子の火星ローバーの撮った映像に関しては、一般が馴染みのCCDカラー画像を合成できるデータを公開してしまった。
 広範囲に行き渡っているソフトでは、「追加」や「加算」の合成方式が大半であり、NASAの当事者もそのような中半端なソフトで検証していた為だろう、堂々とCCDフィルターデータを公開してしまった。

 後悔先に立たず、ネットで流失データは消せない。

 NASAの洗脳に心地よく酔っていたサイトは、暴飲が過ぎた上に泥酔して双子の火星ローバーのカラー画像をワンクリックしてしまった。
 とたんに、画面が一変し、見慣れた赤茶けた火星地表と大気が、地球そのものになってしまった。

 カプリコン・1・・・だ。

 サイト管理者は、深い関係のNASAの本心を疑りだした。

 生データをカラー合成しだした。

 NASAの思う壺のカラー画像になった。

 そんなはずはない。

 二日酔いの頭を良薬の濁酒で治し、思考を覚醒してカラーチャートに行き着いた。
 そこに意外なヒントが待っていた・・・

 そして、今日、視線に柔らかな火星風景に遭遇している。


 それもこれも、この火星着陸船がローバーを運んだからだ。
 あなたが合成できる火星ローバーのカラー画像は、カプリコン・1ではない。


今日の拡大画像 2100ピクセル

画像比較



この3枚の画像は、全て同じ生データから合成されたものである。
NASAとCCD合成画像で下の方の広がりが異なるのは、パノラマ合成における傾斜角度による。
偽装を剥がした画像とCCD合成画像と比較しても分かるようにNASAでは、CCD合成画像にさらに手を加えている。

ヒストグラムは、合成画像が細工されていることを示す。
当サイトのCCD合成画像のヒストグラムが、NASAの偽装画像とほぼ正対することを示しているようだ。

CCD合成画像は、火星ローバー・スピリッツの火星太陽日
第819日のカラーチャートCCDフィルターデータを参考にした。

ローバー・スピリッツの合成画像生データ
火星太陽日 第814日、第819日、第823日
RデータCCD赤集積フィルター(L4M1)
GデータCCD緑集積フィルター(L5M1)
BデータCCD青集積フィルター(L6M1)
合成方式 ポジデータ着色後にネガ反転乗算合成


今日の拡大画像 2000ピクセル

2008年9月15日月曜日

ハッブル遺産ビデオ・惑星状星雲ギャラリー -1-




 私たちの太陽のような星が、終焉を迎える時、そう、その主系列局面で核内の水素を全て燃焼しヘリウムに転じたならば、ヘリウムが外形で燃え続ける一方で、更に、ヘリウムは赤色巨星期のその核内で炭素、酸素に燃え続け、その核反応が終わります。

 この過程は、広がる星を作って、さらに不安定になって、強い星の風の中で質量を失う長く周期的なミラ型の脈動変光星となり、その外の層が脈動する原因になります。
 不安定は、広がる外層に、最終的に星の質量のかなりの部分の放出を引き起こします。

 星の核は、激しい精力的な放射を発するとても熱い小さい中央の星に残ります。
 広がるガスの外層は、中央の星から発される高エネルギーの放射によって光りを放ちます。

 展開が時間と共により速くなるように、外層の物質がさらに加速されます。
 光るガスの外層は、それで惑星状星雲に見えます。

 深い露出で、ミラ型の脈動変光星局面で放出された物質は、多くの惑星状星雲を囲む広がる後光として検出することができます。
 人間が見た最初の惑星状星雲は、小狐座内の亜鈴星雲M27で、それは、1764年7月12日にチャールズ・メシエによって発見されました。




ハッブル遺産 「惑星状星雲ギャラリー -1-」 コスモス・ビジョン


惑星テラ見聞録




惑星状星雲 ハッブル宇宙望遠鏡 宇宙のビデオ コスモス・ビジョン 惑星テラ見聞録

あなたにも作れる宇宙のカラー画像




ここで取り上げたのは、比較的に生データを合成しやすいと思われたハッブルのNGC1672渦状銀河の観測データです。

一番上の段が、ハッブルの広視野平床式カメラ2の赤、緑、青のフィルターのポジデータです。
次の段が、それらのポジデータに各フィルター色を配合した画像です。
3番目の段が、上の段の各色のポジデータをネガに反転した画像です。
4番目の段の左が、前記の3色のネガを乗算合成した画像です。
一番下の段の左が、4番目の段の左の画像を反転した光学で見る完成画像です。

普通は、この画像で一般に公開されますが、この銀河のどこで星が活発に誕生しているかを見るために、4段目の段のポジデータをピンク色のフィルターで得ます。そして、赤緑青のデータのようにポジデータにピンク色を配合し、ネガ反転します。これを、4段目の左のネガと乗算合成します。
結果が、5段目の右の画像になります。


この画像の生データは、下記の通りです。

赤データ
http://heritage.stsci.edu/2007/15/images/il.jpg

緑データ
http://heritage.stsci.edu/2007/15/images/gl.jpg

青データ
http://heritage.stsci.edu/2007/15/images/bl.jpg

星誕生域データ
http://heritage.stsci.edu/2007/15/images/hl.jpg



このようにハッブルなどの宇宙画像では、観測した生データが公開されていて、誰でも専用のソフトや汎用ソフトで宇宙のカラー画像を合成できます。

同じように、火星ローバーの生データも、パノラマ画像に関しては、カラー合成画像を作れるように公開されています。
今日のこの画像のように火星ローバーの生データを合成するならば、あなたの見たい火星がいつでも見られるのです。
決して、NASAの火星ローバーのカラー画像のように、赤茶で覆われたカラー画像にはなりません。

もし、赤茶の膜で覆われたとしたならば、それは、作った人のカラー合成の仕方が間違っているということです。あるいは、役に立たないソフトを用いたのかもしれません。
火星ローバーのカラー画像合成の全ての基本は、そのデータと共に公開されているカラーチャートのデータです。このカラーチャートのデータで、右から8文字目からL4M1,L5M1,L6M1の生データの合成で、赤、青、緑、黄の4色が再現されます。これが、私たちの普段見る光景の色彩です。そのカラーチャートの画像を把握して、L2M1,L5M1,L6M1やL2M1,L5M1,L7M1のカラー合成データの色配合を調整します。

現在のところ、私の使っているソフトでは、L2M1赤の配合を赤90と青10、もしくは、赤80と青20見当で、L7M1の場合には赤10と青90または赤10と青100の見当割合で、普通のRGB3原色合成のカラー画像に近づけられるようです。

たとえ、このような配合割合を勘案しなくとも、赤系統の強いデータのままカラー合成画像を作っても、NASAが公開している火星ローバーの赤茶の膜で覆われた画像にはなりません。

NASAの洗脳から目覚めるには、ちょっと苦悶があるかもしれませんが、自分の手で火星ローバーのカラー画像を合成するならば、それが特効薬になるでしょう。

素晴らしい火星風景が、あなたを待っています。


今日の拡大画像 1024ピクセル

2008年9月14日日曜日

火星の竜巻、カラー画像




この画像は、火星ローバー・スピリッツが火星太陽日第621日目に撮った火星の竜巻です。
各フィルターの撮影時間が異なるために、竜巻の色を特定できませんが、移動の様子は見ることができます。

緑のデータが、一部欠落していますけれども、赤と青のデータから見る限り、NASAの意図的なものでなく撮影不良となりそうです。

このカラー画像は、注釈の通りにカラー合成しています。
いわゆる私たちが普通に見るデジタルカメラのカラー画像に近づけています。

フィルター色に相似させるには、さらに赤と青のバランスを調整させる必要がありますが、ほぼこの画像で補えるはずです。

見慣れているNASAのカラー画像のように見たい場合は、かなり濃い赤の色眼鏡でこの画像を見てください。

くどいけれども、NASAの公開しているカラー画像合成用の生データでは、赤みが強い画像になりはすれども、全面が赤茶けたカラー画像にはなりません。

火星の大気は、地球よりも薄いという科学的根拠があります。ところが、NASAの公開しているローバーのカラー画像は、火星大気が金星に匹敵する濃さです。それなのに、地表の影がくっきりと見られます。

大気が濃いのならば、遠くの太陽からの光が、かなり薄められ影も薄いはずですが、NASAのカラー画像では、論理的に矛盾する合成画像と言えるでしょう。

火星ローバーは、間違いなく火星に到達し、火星からのデータを送っているのですから、火星が地球の地表や大気のようであったとしても、地球で撮影したものと似て非なるものになります。

それは、垣間見せる火星の空に現れているではありませんか。

NASAは、何に怯えているのでしょうか?


今日の拡大画像 1024ピクセル

2008年9月12日金曜日

こんなにも違うローバーデータの組み合わせ




この画像は、ローバーオポチュニティーの火星太陽日1161日目の生データから作りました。
3区分に分けると左が主なカラー合成として公開されている生データの素直な組み合わせです。
中がRGB3原色の生データのカラー画像です。カラーチャートで4色が再現できます。
右が左と同じデータの合成を近赤外線データをR70+B30で色づけし、CCD緑集積データをG100で色づけし、紫外線フィルターデータをR10+B100で色づけして、ネガ乗算合成した画像です。
ほぼ、自然に近い色彩である真ん中の画像に近い色彩に近づけることができたと思います。

ローバーは、ほとんどの画像についてL2~L7までのデータを地球に送信していますが、NASAが、私たちがカラー合成できる生データとして赤のデータと青のデータをRGB3原色と異なる出来上がりで公開しています。

100%RGB3原色の合成カラー画像のようには仕上げられませんが、それに限りなく近づけることが可能です。

現在は、NASAという巨大な火星画像ダムに、ミクロの亀裂を入れかけたところですけれども、無傷のダムから脱しました。
傷を広げる輪が広がることで、遠くない日にNASAの火星画像ダムが崩壊することでしょう。
ダムで濁った水は、放水で清流に戻すべきでしょう。
遠くない日に火星で惑星地球人が居住するためにも。


今日の拡大画像 2800ピクセル

北朝鮮の新テポドン・ミサイル基地の全容画像




 最近に限ったことではないけれども、日本の報道機関は手抜きが多いと思う。

 非常に身近な脅威の一つ、北朝鮮の弾道ミサイル発射基地の最近のニュースにしても、ぼやけた衛星画像やどこにあるかさえ分からないような地図でお茶を濁した。

 それだけ今日の真相画像の出番を用意してくれたものと思考を180度転換し、グーグルした。

 賞味期限が切れてから詳細なページを作る前に、作りたての画像をご案内したい。

 画像の注釈は、現時点で得た情報によるものであり、確定したものではない。

 それでも、日本のマスゴミよりは、一目瞭然、百聞は一見に如かずになったと自負する。

 グーグルする参考座標。北緯39度58分、東経124度42分の一帯。



今日の拡大画像 1400ピクセル

2008年9月10日水曜日

春の峠からの眺め




 この画像は、ローバー・スピリッツが火星に到着して初めて年を越した翌春の峠からの眺めです。

 コロンビア丘の峠からの見晴らしで、360度パノラマの一部120度ほどの眺めです。

 火星太陽日620日目のデータから作りました。データページの横一列が1枚のカラー画像のデータになります。
 一番左が、L7M1で青系統のデータです。
 左から2番目のデータは、立体視画像に適用できるものですが、カラー画像合成では使用しません。
 左から3番目がL2M1で赤系統のデータになります。
 左から4番目、つまり一番右がL5M1で緑のデータになります。

 パノラマ画像の組み立てとして、上から順に番号を付けると1から21になります。22番目のデータは使用しません。
 カラー合成した画像のパノラマ組み立ては、一番左の上が3、中が2、下が1番目の画像になります。
 つまり一番上の並びは、 3  4  9  10  15  16  21  になります。
     中の並びは     2  5  8  11  14  17  20  になります。
     下の並びは     1  6  7  12  13  18  19  になります。
     13番目のカラー合成画像は、赤のデータが欠落しています。

 この画像は単純に並べていますが、より詳細な並べ方としては、中央10、11,12の列を基準にして左右でおよそ3度から5度傾斜させます。
 出来上がりの画像は、扇形になります。
 私たちが近くから遠方を一望する見方と同じです。
 

 各カラー画像は明るさが異なっていますので、組み合わせの結果はこれに近い画像になりますが、この画像は、明るさの他にRGB3原色の合成に近づけるために色調も調整しています。NASAのカラー画像のような偽装はしていませんが、火星自然の風景に近づけるような加工をしています。



NASAのカラー画像
http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/press/spirit/20051107a/Everest_L257atc-A622R1_br2.jpg

その拡大画像 41.7 MB
http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/press/spirit/20051107a/Everest_L257atc-A622R1.jpg



生データ
全部で21組63枚のデータになるために、下記ページで拾ってください。

赤 L2M1, 750nm (近赤外線フィルター)
ファイル http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/spirit_p620.html

緑 L5M1, 530nm (CCD緑集積フィルター)
ファイル http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/spirit_p620.html

青 L7M1, 430nm (紫外線フィルター)
ファイル http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/spirit_p620.html

L○M○のLはフィルター番号、Mは撮影順番号。



今日の拡大画像 2100ピクセル

晩秋の火星




 火星の地表の色だけを見るといつも晩秋の風景ですが、この地で実際に晩秋の頃の撮影のこの画像では、何となく哀愁を感じさせる風景に見えます。

 この画像は、あまりにもNASA好みの地表の色過ぎて私としては面白くないのですが、これが事実の色彩のようなので偽装を断念しました。

 でも、観賞用には、もう少し手を加える必要がありそうですね。

 ローバー・スピリッツちゃんは、1500日過ぎから塵がソーラーパネルに積もりすぎて発電能力が3分の一以下に落ちています。歩行困難なっていて、この場所から10センチメートルも動くことができません。
 現在の発電能力は、250ワット前後で、かろうじて数枚のパノラマデータを撮って送信を続けています。
 ソーラーパネルの塵を払う火星の風は、火星天気予報によると1ヶ月以上待たねばならないようです。

 お茶飲み話として、スピリッツちゃんを興奮させることで、少しはパネルの塵を払えるのではと思案し、NASAにアダルトページ閲覧の提案をしてみました。
 しかし、火星に着いた当初にスピリッツちゃんが、アダルトページから送信されたメールを開封してウィルスに感染したことがあるので、即座に却下されました。

 仕方がないので、これらの火星の画像をNASAに再送信しました。それ以来、連絡がありません。

 何故なんでしょう?

 晩秋から関係が凍り付く初冬に入ってしまったからなのでしょうか?



生データ
赤 L4M1, 600nm (CCD赤集積フィルター)
ファイル http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/2/p/1559/2P264763221EFFAY00P2272L4M1.JPG

緑 L5M1, 530nm (CCD緑集積フィルター)
ファイル http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/2/p/1559/2P264763259EFFAY00P2272L5M1.JPG

青 L6M1, 480nm (CCD青集積フィルター)
ファイル http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/2/p/1559/2P264763282EFFAY00P2272L6M1.JPG

L○M○のLはフィルター番号、Mは撮影順番号。

右下が、同時間帯のカラーチャートの同じRGBデータでの合成画像。


今日の拡大画像 1400ピクセル

2008年9月9日火曜日

火星の秋風景 -2-



 火星太陽日1500日目まで遡って生データを見たけれど、カラーチャートデータを除いてほとんどが左右に20度から30度傾斜した撮影になっている。
 各画像をつなげてパノラマにする際に若干の傾斜が必要なので、少しその手間が省ける?・・・そんな甘くはない、余計につなぎ合わせに工夫が必要になったというのが本音である。

 非常に穿った見方をするならば、自然に近いRGB3原色を合成できるデータをまともに公開しているから、出来上がりの見方を斜めに見て錯覚を引き起こさせようとでもしているのだろうか?

 こうして火星の秋の遠景を見ると、大気汚染されていない空は綺麗だと惑星地球の空と比較してしまう。

 地表に近い空が薄い青に見えるのは、たぶん、地表の太陽光の反射影響なのかもしれない。地表の影が鮮やかでもある。

 NASA指定のカラー画像では、このような火星の秋を見ることもできないだろう。

 これだけ地球に似た風景になるから、茶色で覆っていると良心的に思うことにした。

 くどいけれども、ローバーは、各種の衛星画像で見る限り間違いなく火星地表を徘徊している。
 映画のカプリコーンのようにNASAは無用の心配をしているのだろうか?


生データ
赤 L4M1, 600nm (CCD赤集積フィルター)
ファイル http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/2/p/1526/2P261833546EFFAY00P2298L4M1.JPG

緑 L5M1, 530nm (CCD緑集積フィルター)
ファイル http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/2/p/1526/2P261833589EFFAY00P2298L5M1.JPG

青 L6M1, 480nm (CCD青集積フィルター)
ファイル http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/2/p/1526/2P261833623EFFAY00P2298L6M1.JPG

L○M○のLはフィルター番号、Mは撮影順番号。

右下が、同時間帯のカラーチャートの同じRGBデータでの合成画像。


今日の拡大画像 1400ピクセル

ローバー・スピリッツの見た火星の秋風景




生データ
赤 L4M1, 600nm (CCD赤集積フィルター)
ファイル http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/2/p/1501/2P259613698EFFAY00P2283L4M1.JPG

緑 L5M2, 530nm (CCD緑集積フィルター)
ファイル http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/2/p/1501/2P259613742EFFAY00P2283L5M2.JPG

青 L6M1, 480nm (CCD青集積フィルター)
ファイル http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/2/p/1501/2P259613776EFFAY00P2283L6M1.JPG

L○M○のLはフィルター番号、Mは撮影順番号。緑の場合、1回目がデータ欠落と不良になっていたので、2回目の撮影データを採用してある。

右下が、同時間帯のカラーチャートの同じRGBデータでの合成画像。


今日の拡大画像 1399ピクセル

2008年9月8日月曜日

火星の地表は茶色でも空は薄い青を証明したローバー画像と立体視画像



つい最近、厳密に言うと2008年9月7日に、NASAが火星ローバー・スピリッツの最新パノラマ生データを公開しました。
非常に珍しいことに、この生データには、RGB3原色がそのままありました。
従って、カラー合成で明るいところが飛ぶのを防ぐために、元データを50ポイント暗くする補正だけで、ローバー視線でカラーの火星表面を見ることができました。
ご案内の画像は、カラー合成後に鮮やかさと全体的な暗さを若干補正しています。
ほぼ、日中の火星地表の明るさかもしれません。

私たちが火星地表に立ってデジタルカメラで撮るならば、個別のカメラに起こる若干の色調偏差を除いて、このように撮れるかもしれません。その後にNASAのように全面を茶系統で覆うかどうかは、個人の主観の問題でしょう。

私は、このようなローバーが見ている火星の色調が好きです。


カラー合成用の白黒生データは、下記で入手できます。
http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/spirit_p1651.html





おまけは、ローバー視線での立体視画像です。
上が交差法、つまり眉間から少し先に両目を寄せる寄り目で立体画像が浮かびます。
下の平行法は、ブラウザを突き破って前景がぼやけるその先を見るような見つめ方で、立体視画像が浮かびます。

このように立体視画像を毎日数分、数度繰り返すことで視力を適宜に保てるようですが、効果がありましたら教えてください。


今日の拡大画像 2048ピクセル

2008年9月4日木曜日

最新の火星ローバー・オポチュニティーのカラー画像




『火星巨大クレーター登り切る=活動4年7カ月、老体探査車-NASA
9月4日6時22分配信 時事通信

 【ワシントン3日時事】米航空宇宙局(NASA)は3日までに、火星で4年7カ月余りにわたり活動を続けている無人探査車「オポチュニティー」が巨大なクレーターの斜面を無事登り切った写真を公表した。2004年1月に火星に着陸したオポチュニティーの当初の活動予定期間は90日間。記録的な「長寿」となっている。
 オポチュニティーは昨年9月に直径800メートルの「ビクトリア・クレーター」の斜面を下り、内部の調査活動を続けていた。今年8月に調査が終了し、下りと同じコースを慎重に上って同月28日にクレーターの外に出た。 』


というような記事が徘徊しました。ところが掲載画像が白黒だったので、当方で生写真データでカラー合成してみました。

轍のカラー画像は、NASAの白黒画像で左中央付近です。赤(R)データが緑(G)と青(B)よりもやや傾斜して右側が途切れ左側が広いものであったので、合成したカラー画像でにじみが出ています。

それでも、オポチュニティーのクレーター脱出後を確認できるでしょう。なお、時事通信が直径800メートルの火星クレーターを巨大と表現しましたが、それはローバー視点からの比較であり、無数にある火星クレーターとの比較では極小の部類です。

この轍のカラー合成画像は、赤(R)が750nmの近赤外線フィルター、緑(G)が530nmのCCDグリーン集積フィルター、青(B)430nmの紫外線フィルターの生データを50ポイント暗くしてカラー合成画像で映像が明るく飛ぶのを回避しています。また、赤と青のデータをRGB3原色に近づけるため色づけで当日のオポチュニティーのカラーチャートを参考に補正しています。NASAのデータ公開日は、2008年9月3日です。


その他のかなり鮮明な白黒画像では、9月3日現在、カラー合成用の生データが公開されていません。





もう一つのカラー合成画像は、クレーターの底から這い上がった『湾』の一角です。この生データは、RGB3原色そのものでした。カラー合成で明るく映像が飛ぶのを避けるために、生データを色づけする前に50ポイント暗くしています。NASAのデータ公開日は、2008年8月30日です。


それでは皆様も、このような『天然』カラー合成画像を茶系統色で覆って、NASA指定のカラー画像造りにチャレンジしてみましょう。検討を私祈ってます。

2008年9月1日月曜日

ハリケーン・グスタフ

ハリケーン・グスタフの発生から成長までの雲の動き




一枚の画像では、ハリケーンや台風の発生や成長過程をつかみにくいけれども、時系列で画像をつなぐことで雲の関係する動きを見ることができます。
コスモス・ビジョンでは、今年の4月から3時間毎の地球全体の雲の動きを動画で記録し公開しています。
ハリケーン・グスタフをクローズアップで緊急制作しました。

今後も日本に影響を及ぼしそうな台風の発生や動きを、このように地域拡大でお知らせできればと思って作りました。



地球科学ビデオ 「ハリケーン・グスタフ」


惑星テラ見聞録


ハリケーン・グスタフ 地球の雲の動き 衛星画像 コスモス・ビジョン 惑星テラ見聞録