2007年3月1日木曜日

予測不可能なもの。「女心と太陽活動」の検証



 2007年最初の今日の宇宙画像は、太陽系に生きるものとして当然に、親星太陽からです。
 私たちの親星は、知れば知るほど謎が深まります。
 それは、世間で広く認知されている「女心の豹変」の謎解きに相当するようです。
 身近で巨大な生命の謎解きは、触らぬ何とかに祟りなしということで、肝に銘じさせられていますので、生涯謎のままにしたいと思います。
 その反動として、親星太陽の謎を一つ一つ探求することにしました。
 今日は、CME、つまり太陽のコロナの大規模な放出について砂一粒の解明です。

太陽嵐:コロナの大規模な放出

 何が、私たちの太陽に起こっていますか?
 例のコロナの大規模な放出(CME)です!
 太陽軌道を周回するソーホー宇宙船が、活発な太陽の表面から膨れ上がって、宇宙に磁気プラスマの莫大な泡を吹き飛ばしている多くの激発するフィラメントの像を造りました。
 太陽からの直射的な光は、2002年に撮られたこの画像の内部の一部で遮断されて、紫外線での太陽の同時の映像データに置き換えられています。
 視界は、太陽の表面から200万キロメートル以上を表しています。
 これらの爆発事象(コロナの大規模な放出またはCMEと呼ばれている)のヒントが、宇宙船によって70年代前半に発見される一方、この劇的な映像は、現在稼働中のソーホー宇宙船によるCME発達の詳細な記録の一部です。
 太陽の活動周期の最小の近くで、CMEが、ほとんど週に一度起こりますが、1日では2つ以上に近い割合で太陽の最大になるのが典型的です。
 強いCMEは、非常に宇宙天気に影響するかもしれません。
 私たちの惑星に突進するそれらは、深刻な結果を与える可能性があります。


 警告をすることなく、比較的穏やかな太陽の大気圏は、未知の規模で突然の爆発で、地球をバラバラに破壊することができます。
 コロナの大規模な放出(CME)とは、太陽深部から見える太陽の表面に至るまで一気に展開し、突然、予測不可能に、上の方へ開き、太陽の莫大な重力に挑んで、それらの中身を放出するものすごいエネルギーの破滅的な事象です。
 また、コロナの大規模な放出は、太陽の粒子を噴き出す太陽コロナでの爆発です。
 CMEは、太陽のコロナ内で一般的にヘルメットのようなテープ状の外見を分裂させます。
 この巨大な爆発では、100億トンもの物質を太陽風に放出することができます。
 コロナの大規模な放出は、太陽風で外へ広がり、地球などの太陽系天体に遭遇して、例えば地球の磁気活動に影響を及ぼすことがあります。
 CMEは、太陽の磁場からのエネルギー解放によって打ち込まれると思われます。
 このエネルギー放出が、どのように生じて、異なる種類の太陽の活動間と関係するのか、多くの太陽活動の謎の1つであり、今日でも太陽物理学者を当惑させています。
 もし、まともに巨大なCMEが地球を直撃するならば、地球の環境は木っ端微塵に粉砕されるでしょう。

 太陽の突然で予想外の爆発は、惑星地球の大部分の人間の情熱と同じくらい予測できないままです。
 太陽のコロナの大規模な放出は、ちょうど奥方の劇爆のように虚弱亭主惑星地球に対し生じ続ける太陽(奥方)の鬱積したフラストレーションを一掃し、ねじられ歪められた磁気を取り除くのに必要なようにも見えます。


 今日の主題画像は、毎時何百万キロメートルもの速度で宇宙に数十億トンもの粒子を吹き飛ばしたこの劇的なコロナの大規模な放出は、2002年8月7日記録されました。
 太陽を隠しているディスクで、私たちが微かなコロナの素晴らしい詳細を見ることができるように遮る画像は、ソーホーに搭載してあるLASCO C2計器で2002年1月8日に得ました。
 ほぼ同じ時間に撮った太陽活動を観測するEIT284Å映像データを拡大し、太陽のコロナ下部の構造を明暗光ディスクに重ね合わせています。


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