2007年3月2日金曜日

やはり、「火星は青かった」とロゼッタにも刻まれた画像



 今日の宇宙画像は、最新の火星映像です。
 いつも見慣れている『赤い惑星』が、地球のように青い惑星に変貌しました。
 種明かしは、画像の説明で行いますが、薄いながらも火星も大気圏に恵まれているようです。
 例によって最新のメタンガスも浮遊しているとのことですから、待望久しい火星生命との遭遇も近いかもしれません。
 この画像をもたらしたロゼッタ宇宙船は、地球外の太陽系天体の水を検知できる器具を備えていますが、残念ながら、火星のただの通過宇宙船に過ぎません。
 火星の水と生命の発見は、地球の権力構造を反映してNASAに譲る模様です。
 ということで、次の次の宇宙画像では、火星のお水について考察してみたいと思います。


ロゼッタの火星への接近による美しく新しい映像

 オレンジ(赤い)、緑、近紫外線によるカラーフィルターで火星の映像を合成し、紫外線チャンネル(青い色)が増強されました。
 増強された紫外線シグナルは、明らかに大部分の火星のディスクをカバーする雲システムの存在を示します。
 映像は、中央ヨーロッパ標準時の2007年2月24日19時28分に、火星からおよそ240,000kmの遠くの距離で得ました。
 画像解像度は、およそ5km/ピクセルです。
 火星のより高い分解能映像は、後で利用できるようになります。


 先例のない彗星探査の欧州宇宙機関の飛行任務は、有名な『ロゼッタ石』から名づけられました。
 現在、ロンドンの大英博物館の中に鎮座する火山性玄武岩のこのプレートは、古代エジプトの文明を解く鍵でした。
 1799年にエジプトのナイル・デルタにあるラシッド(ロゼッタ)の村の近くで、フランスの兵士たちが壁を破壊する準備をした時に、このユニークな石を発見しました。
 石に刻まれた銘は、象形文字の古代エジプトの書き言葉とギリシア語を含んでいて、それは難なく貴重な古文書(石)と理解されました。
 1801年のフランスの降伏の後、762キログラムの石が、英国に譲り渡されました。(真実は、強奪でしょう。)

 石の銘を比較することによって、歴史家は、謎めいた刻まれた図形を解読し始めることができました。
 大部分の先駆的な努力が、英国の医者で物理学者トーマス・ヤングとフランスの学者J・F・シャンポリオンによって実行されました。
 難攻不落の古文石の敵陣突破の結果、学者は、長い間所在不明だった文化の歴史を一緒につなぐことがついにできました。

 ロゼッタ石が古代の文明の鍵を提供したように、まさに、ESAのロゼッタ宇宙船は、私たちの太陽系の最も古い基礎単位(彗星)のミステリーの錠を開けます。
 シャンポリオンとヤングの後継者として値するように、ロゼッタ宇宙船は、小惑星と彗星の巨大な群れだけが太陽を囲んでいた時代、つまり、惑星が存在しなかった46億年前の太陽系の状況を科学者たちが見ることを可能にすることでしょう。


やはり、「火星は青かった」とロゼッタにも刻まれた画像


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