2008年9月8日月曜日

火星の地表は茶色でも空は薄い青を証明したローバー画像と立体視画像



つい最近、厳密に言うと2008年9月7日に、NASAが火星ローバー・スピリッツの最新パノラマ生データを公開しました。
非常に珍しいことに、この生データには、RGB3原色がそのままありました。
従って、カラー合成で明るいところが飛ぶのを防ぐために、元データを50ポイント暗くする補正だけで、ローバー視線でカラーの火星表面を見ることができました。
ご案内の画像は、カラー合成後に鮮やかさと全体的な暗さを若干補正しています。
ほぼ、日中の火星地表の明るさかもしれません。

私たちが火星地表に立ってデジタルカメラで撮るならば、個別のカメラに起こる若干の色調偏差を除いて、このように撮れるかもしれません。その後にNASAのように全面を茶系統で覆うかどうかは、個人の主観の問題でしょう。

私は、このようなローバーが見ている火星の色調が好きです。


カラー合成用の白黒生データは、下記で入手できます。
http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/spirit_p1651.html





おまけは、ローバー視線での立体視画像です。
上が交差法、つまり眉間から少し先に両目を寄せる寄り目で立体画像が浮かびます。
下の平行法は、ブラウザを突き破って前景がぼやけるその先を見るような見つめ方で、立体視画像が浮かびます。

このように立体視画像を毎日数分、数度繰り返すことで視力を適宜に保てるようですが、効果がありましたら教えてください。


今日の拡大画像 2048ピクセル

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