2008年5月13日火曜日

ビルマ直撃サイクロンの発生から消滅までの全記録映像




2008年5月2日午後6時30分(日本時間午後9時)頃にビルマ(ミャンマー)に上陸したサイクロン・ナーギスは、NGOなどが推定で被災者は200万人を超えるだろうと伝えています。
それに対し、中国の庇護下にある軍事政権は、数十万人規模で犠牲者も最大5万人以内に過少報告するつもりのようです。
サイクロンの発生は防ぎようが無いけれども、2008年4月23日からのほぼ3時間毎の衛星画像をつなぎ合わせてみると、被災者の大半は人災で発生したといえそうです。
結果がわかって述べるのは、フェアーでないけれども、これだけ前からサイクロンの卵がうごめいているのだから、気象衛星画像をつぶさに追うならば、避難勧告など早めに出せたといえるでしょう。

国民生活などまったく無視するミャンマー・中国の軍事政権の態度は、日本の福田の何とかという政権にも通じるようなものです。

ところで、今回のサイクロンの発生から消滅までは、日本のひまわり衛星画像でも記録してあるはずなのですが、一般が容易に過去データを入手できない状況のようでした。

日本の気象衛星画像は、軍事機密でもないのだし過去データの公開をしたところで、国益に反することも無いと思うのですが、公開することで気象庁の予報や分析外れがまともに見えてしまうからなのでしょうか?

気象庁がどんなにひまわりの過去画像を隠そうとも、このビデオのようにほぼ3時間毎の衛星画像が全地球範囲で入手できます。
気象予報士の免許も無いど素人でさえ、これくらいの衛星画像はその気になれば集められるのです。

台風の過去画像にしても欧米サイトに頼らなければ超拡大に出会えないこの現実は、世界に誇るひまわり衛星を持つ国民として情けないです。


これから毎月過去1か月分の世界の雲画像を動画にして公開するべきことなのかもしれません。
税金でのんびりと予報業務をしている気象庁がやらないこと、やる気も無いことですが、今回のサイクロン被災を考えると、今後のためにも全地球の雲の流れを記録として作っておくべきかもしれないと思いました。


超拡大画像の静止画の今日の地球画像ページで特集を考えたいと思います。


今日の拡大画像


地球環境ビデオ 「ビルマ直撃サイクロンの発生から消滅までの全記録」 コスモス・ビジョン


超拡大の静止画は 惑星テラ見聞録


サイクロン 台風 衛星画像 発生から消滅 全記録 コスモス・ビジョン

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